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【高校野球】甲子園練習 32年ぶり出場の大社、出雲大社の御利益を実感!?

2024年08月02日 13:30

野球

【高校野球】甲子園練習 32年ぶり出場の大社、出雲大社の御利益を実感!?
甲子園球場 Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権 甲子園練習第1日 ( 2024年8月2日    甲子園 )】 32年ぶりの夏舞台となる大社(島根)は内外野に分かれてノックから練習をスタート。最後にエース・馬庭優太投手(3年)がマウンドから投げ込んで20分の練習を締めた。
 馬庭は島根大会の準々決勝・出雲商戦(3―1)から準決勝・開星戦(7―1)、決勝・石見智翠館戦(3―2)を3連続完投で大社を甲子園に導いた。「完投するっ気持ちをずっと持って投げている。甲子園でも絶対、完投したい」と負けず嫌いの一面を見せた。左腕から繰り出す140超の真っ直ぐとカーブ、スライダー、チェンジアップで打者に的を絞らせないのが馬庭の持ち味だ。

 大社は出雲大社に近い学校でもある。「神様が見とるんで、行動とか一つ一つ声をかけてやってますし、優勝した次の日は参拝してきました」と馬庭。石飛文太監督は「出雲大社では御利益のある『稲佐の砂』を頂ける。『御砂交換』っていうんですが、その砂を僕の体にかけて大会を戦いました。神懸かりですね」と絶大な御利益を明かす。

 32年前の夏を知るOBを練習に招き週2回の「昭和デー」で厳しい練習をこなした。石飛監督は「選手も僕も甲子園への生き方を知らない。じゃあ、知っている方に聞こうってなったんです」と話した。「神様」と「昭和の野球」を味方につけて大社の進撃が始まる。

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