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【甲子園】大阪桐蔭の背番号1・平嶋「エースとして調子を上げられず…」今夏甲子園わずか2イニングで終幕

2024年08月14日 13:47

野球

【甲子園】大阪桐蔭の背番号1・平嶋「エースとして調子を上げられず…」今夏甲子園わずか2イニングで終幕
<大阪桐蔭・小松大谷>大阪桐蔭2番手の平嶋(撮影・北條 貴史) Photo By スポニチ
 【第106回全国高校野球選手権大会第8日・2回戦   大阪桐蔭0-3小松大谷 ( 2024年8月14日    甲子園 )】 大阪桐蔭(大阪)は打線が散発5安打と沈黙し、小松大谷(石川)に零敗。2回戦で姿を消した。
 2番手で8回からマウンドに上がった背番号1・平嶋桂知(3年)は2回2安打1失点。「3年間、みんなで日本一を目指してきて、悔しい気持ちっていうか、これで本当に終わりなのかなっていう思いが強いです」と敗戦を受け止められない率直な心境を口にした。

 この日の投球について「負けてる場面だったんで、とにかくチームに流れを持ってこようと思って投げた。球自体は悪くなくて、1点は取られてしまったけど、ここ最近ではいいピッチングができたと思います」とし、適時内野安打も打ち取ったあたりだったが「そこも空振りを取れるくらいの技術があれば1点は防げたと思うんで、もっとレベルアップしていきたい」と語った。

 西谷浩一監督が大阪大会後半から平嶋が不調だったことを明かしており、自身も「エースとして自分で調子を上げられずに、今日の試合も2年生に任せてしまって悔しさもあったんですけど、ここまでチームとしてうまくやってこれたことはよかったと思います」とした。

 不調の要因については「気持ちの面と技術の面が一致しなかったり、焦りだったり、いろんな要因があったと思います」とし「気持ちの部分で上げていかないといけないんですけど、そこで(気持ちが)空回りしてしまって、技術と気持ちがうまくいかない時期があった。試合になかなか投げられない中で焦りとか…」と自己分析。

 そして、「7月の大会前から調子が悪くなってきて、大阪大会はうまくいかなかったんですけど、甲子園に向けては大阪大会に比べて徐々に上がってきてる部分はあったんで、いつでもいける準備はしてました」と続けた。

 今後は「高校野球は終わってしまったけど次の舞台があるので、今日の部分も反省して、もっとレベルの高い投手になって、高校ではできなかった日本一を次の舞台では達成できるようにしたい」とし「プロ野球で活躍したいという気持ちはあるんで(大学で)もっと個人を磨いてやってきたい」と大学進学の意向を明かした。その上で「もっと絶対的なっていうか、平嶋は欠かせないて言われるような投手になりたい」と強い覚悟を示した。

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