ヤクルト・村上 ノーヒットから名誉挽回サヨナラ打 「壮真が死にそうな顔して…カバーしたいと思った」

2024年08月14日 23:02

野球

ヤクルト・村上 ノーヒットから名誉挽回サヨナラ打 「壮真が死にそうな顔して…カバーしたいと思った」
<ヤ・中>11回、サヨナラ打を放った村上(撮影・尾崎 有希) Photo By スポニチ
 【セ・リーグ   ヤクルト7ー6中日 ( 2024年8月14日    神宮 )】 ヤクルトが中日を延長11回の末、サヨナラで下した。
 6-6で迎えた11回2死満塁。それまで3三振を喫するなどノーヒットに倒れていた村上宗隆がサヨナラ打を放った。

 この日は4-6の8回、2死から山田が四球で出塁。続く岩田が藤嶋の投じた内角寄りのボールを右翼席へ叩き込み、起死回生の同点2ランを放った。

 13日の同カードでは、岩田が左手付近に死球を受け、高津監督がベンチから飛び出して激高。中日の片岡ヘッドコーチと言い合いになり、立浪監督が間に入ってなだめた。両軍メンバーも飛び出し、乱闘寸前に。警告試合となった。

 嫌な雰囲気を払拭する劇的勝利。村上は、その前お立ち台に上がっていた岩田にならって「最高です!」と叫んだ。

 「前の打席のことは考えてなかった。(自身の前に代打で出場した内山)壮真打ってくれないかなと思ったんですが、三振で…死にそうな顔して帰ってきたので、僕がカバーしたいなと思って打席に立った」と振り返った。

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