ドジャース追うパドレスに朗報 ダルに続き、タティスも9月復帰へ「来月はフィールドで野球をやっている」

2024年08月25日 08:27

野球

ドジャース追うパドレスに朗報 ダルに続き、タティスも9月復帰へ「来月はフィールドで野球をやっている」
パドレスのフェルナンド・タティス(AP) Photo By AP
 右太腿のストレス反応のため、60日間のIL(負傷者リスト)入りしているパドレスのフェルナンド・タティス(25)外野手が23日(日本時間24日)、フィールドで打撃練習を行い、9月に復帰する意思を示した。AP通信が報じた。
 6月下旬に10日間のILに入り、今月21日(同22日)に60日間のILに移行。2か月間、戦線離脱しているが「外でチームメイトと一緒にいて気持ちが良かった。毎日、一歩ずつ前進している」と話し「(復帰への)具体的な日付は決まっていません。トレーニングスタッフ、監督、私、GMの間で話している段階。間違いないのは来月はフィールドで野球をやっているということです」と断言した

 タティスが最後に試合でプレーしたのは6月21日。当初、大腿四頭筋のケガと説明されていたが、画像診断で骨にストレス反応が発見された。ストレス反応は骨に繰り返し負荷がかかることによって引き起こされるもので、初期段階では痛みや不快感を伴うことが多く、目に見える損傷はない。しかしながら進行すると、「ストレス骨折」となり、骨の亀裂や損傷に至る。ストレス反応が検出された場合には休息を取ることが必要不可欠とされている。

 打撃練習は順調で、次のステップは守備練習となる。22日に70%の力でスプリントを行い、確認作業を行った。パドレスはオールスター後好調で、ナ・リーグ西地区首位のドジャースに4・5ゲーム差。ナ・リーグワイルドカードで首位のダイヤモンドバックスに1ゲーム差の2位に位置する。

 タティスはオールスターに2度選出、ゴールドグラブ賞も受賞1回、MVP投票でも21年が3位、20年が4位だった。今季も負傷者リスト入りする前は打率.279、14本塁打、36打点と好調だった。「チームメイトが一人一人を支え合っている。全ラインナップ、全ローテーション。ブルペンも素晴らしい。チームにとても満足しています」と一刻も早い戦線復帰を胸に期している。

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