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森繁和氏 「1番・大谷」相手に大きな圧力

2024年09月28日 01:30

野球

森繁和氏 「1番・大谷」相手に大きな圧力
<ドジャース・パドレス>7回、大谷は勝ち越し適時打を放つ(撮影・沢田 明徳) Photo By スポニチ
 【ナ・リーグ   ドジャース7-2パドレス ( 2024年9月26日    ロサンゼルス )】 【森繁和 視点】前半戦終了時でドジャースは2位に7ゲーム差と独走。その後パドレスに猛追され、故障者が続出しても逃げ切った。先発フラーティや救援コペック、エドマンらシーズン中の補強も奏功した。最後は本塁打リーグ1位、得点が同2位、打率が同4位の強力打線がモノをいったが、その中心にいたのが大谷だ。
 特に「1番大谷」が鍵だった。それまで1番のベッツの故障離脱に伴い、6月17日ロッキーズ戦で2番から1番に。ベッツ復帰後も座り続けた。相手投手にしてみれば、試合開始と同時に大谷を打席に迎えるのは大きなプレッシャーだ。出塁させれば盗塁がある。1番ながらリーグ1位の126打点。7~9番の下位打線の「大谷に回そう」との強い意志を感じたし、それが大量得点につながった。

 プレーオフは大谷はもちろん、山本の奮闘も必要不可欠。救援陣は整うが、先発陣の駒不足は深刻だ。山本ら先発投手は4~5回でいい。最少失点に抑え、リリーフ陣につなぐ戦い方になると思う。

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