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中日・井上新監督、逆襲への3カ条!球団からの就任正式要請受諾「我慢と勇気と明るさ」でチームの再建誓う

2024年10月11日 05:00

野球

中日・井上新監督、逆襲への3カ条!球団からの就任正式要請受諾「我慢と勇気と明るさ」でチームの再建誓う
フォトセッションでポーズを決める中日・井上新監督(撮影・椎名 航) Photo By スポニチ
 中日・井上一樹2軍監督(53)が10日、名古屋市内で球団から来季1軍監督就任の正式要請を受けて受諾し、就任会見では“持ち味3カ条”を掲げて決意表明した。
 「勝つチームに成り上がらないといけない。責任は重大。我慢と勇気と明るさ。その自分の長所を出しながら、責務を全うしたい」

 自称“コミュニケーション・モンスター”が、球団史上初の3年連続最下位に沈んだチームの再建に乗り出す。その強みの一つが、対話重視の指導スタイル。「若手からベテランまで野球のことだけではなく、それぞれの性格に合った対話を意識することで絆が生まれる」と結束力を高める構えだ。同席した大島宇一郎オーナーからも「持ち前の明るさと指導力で勝てるチームに」と期待を受けた。

 今季チーム373得点はリーグワーストで、課題の得点力不足解消は急務。「時には足、時には小技を絡めてという野球が好き。仮に個々の能力が劣っているなら、束になって底上げする。心技体を見つめ直すところから始めたい」と意気込んだ。(湯澤 涼)

 ◇井上 一樹(いのうえ・かずき)1971年(昭46)7月25日生まれ、鹿児島県出身の53歳。鹿児島商では2年夏に甲子園出場。89年ドラフト2位で投手として中日入団。91、92年に通算9試合で0勝1敗の後、94年に外野手転向。99年に初めて規定打席に到達しリーグ優勝に貢献。09年現役引退。10~13年は中日で打撃コーチや2軍監督を歴任。20~22年は阪神で1軍ヘッドコーチなどを務め、24年は中日2軍監督復帰。左投げ左打ち。

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