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【阪神・藤川監督語録】「大きなところをしっかり。遠回りなようで近い」 門別へ助言

2024年10月18日 05:15

野球

【阪神・藤川監督語録】「大きなところをしっかり。遠回りなようで近い」 門別へ助言
フェニックスリーグを視察に訪れた阪神・藤川監督(撮影・大森 寛明) Photo By スポニチ
 阪神の藤川新監督が17日、みやざきフェニックス・リーグを視察した。若手選手ともコミュニケーションを図るなど新指揮官として精力的に動いた1日。以下は報道陣とのやり取り。
 ▼若手の動きを見て初めてだったんですけど、内野手の選手も若いし、楽しみな選手がゲームに出ているなという印象がまず一番ですかね。

 ▼気持ちも入っていたそうですね。高寺から小幡、エンドラン空振りしても最後ライト打ったりとか。中川もね、けがから帰ってきてというところで、自分が今からチームの中で、みんな見ていきたいなと思う中でけがから戻ってきているのは嬉しいし、選手たちにもそういう声かけをして。ここからまだもう一つ上げていけるような精神的なところは伝えたので。

 ▼中川への期待当然ファンの皆さんも期待していますし、自分自身も監督としても期待してますしたくさん期待する選手が正直いるのが今のチームの現状かなと思いますね。

 ▼声かけは試合の後そうですね、僕は全体的なところで声かけをしたんですけど、あとは選手たちに聞いてください。もっと選手たちのコメントとか、思いが、新聞とかそういうところで聞こえた方が自分としてはいいじゃないかなと思っていて。

 ▼門別の投球彼は彼なりの課題が自分の中でありますけど、それも今、フェニックス(の)ゲームが終わるまでは、そのままやっといてもらってかまわないと思います。僕自身も映像やモニターを見ているので、ある程度のところはメモっていますから、そこはピッチングコーチと話をしてまた考えたいと思います。

 ▼門別の良い部分は本当に、自分の時と比べてもというより、ちょっと違うな。あの1軍でプレーをしていたので、少し抑えたいという気持ちが強くなってくるんですよ。でも伸びていかないといけない選手なので、抑える事を中心にすると、案外近道なようで遠回りになる。もっと大きなところをしっかりやっていった方が遠回りなようで近い。デビューした頃のように、また簡単に戻ると思います。

 ▼大胆にいってほしい球種の使い方とかが1軍の選手の持っている今の球種なんですけど、大人の体が出来上がっている選手だったら、そう動かしてもいいんですけど、球速が少し下がってると思うんですけど、それは球種の使い方の問題なので、そこは秋の段階からは改善して春を迎えればいいなと思います。はっきり言うことはないんで、シーズンが終わったんで。大丈夫だと思います。

 ▼首脳陣とのコミュニケーションは力を貸していただきゃいけないということで、監督コーチの皆さんもすごく快く受け入れてくれたというところでは、少しまた新しく自分の力が湧いてきたなと。皆さん、話し終わったあとは表情明るくいてくれたので、またみんなで頑張りましょうという感じで終われました。

 ▼監督からお願い、伝えたこともちろんありました。でも、おそらくこの僕のメッセージというのは、あまりメディアを通しては、大きくはっきりしたことはこれからは伝わらないと思います、はい。なんて言うんですかね、役割は役割でチーム内でちゃんと伝えていきますから、少し伝わり方がこれから変わってくるかもしれないですね。

 ▼内野の争いは激戦それはもう、他のコーチがいますからね。そこなんですよ、僕がやろうとしてるところは。誰がいいかを1人で決めるということは、なかなか、僕が思うところにそういう感覚はなくて。例えばそういう時はあるかもしれないですけど、基本的にはそうは考えないです。

 ▼コーチ陣と話して伝えていくなんのためにコーチの皆さんがいて、素晴らしさを鍛え上げてって、そこのつながりがグングングンと上がってきてほしいというのはあるので。組織として動いてる部分で、そっちが楽しみですね。どんな選手がいいと言ってきていただけるのかというところですね。

 ▼結果以外の良い部分は見えたか今日ですか?3回で?なかなかそれは、正直ゲームの内容は難しいかなと思うんですけどね。健康であるということが一番で、あと表情が生き生きとしているかというところですけど、そのあたりはメッセージを選手から取材で聞いていただいて、選手たちのモチベーションが上がるようにしていただいたらまた明日元気で励みに頑張れるんじゃないかな。

 ▼2軍スタッフに伝えたことこういう野球をしていこうと思いますというのはまだ伝えていないですけど、この選手を使ってほしいというのは一切言っていないです。それは全く思わないです。

 ▼今日も視察さらっと見ます。僕がいくら興奮して見てもプレーするのは選手なので。その近くでユニホームを着られているコーチたち、監督も見ていますから。遠くからいくら声かけしてもというところがありますから、ケガなく元気に向上心を持ってやってくれたらいいんじゃないかなと。

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