UFC199 ミドル級新王者にビスピン ロックホールドを初回KO
2016年06月05日 16:21
格闘技
フィニッシュはラウンド残り1分30秒。ビスピンの左フックがロックホールドの顎を捉えると、崩れるように王者はダウン。すぐに立ち上がったが、押し倒され、金網に詰まるとビスピンの左右フックを浴び、レフェリーが両者に割って入った。
周囲の予想に反して王座に就いたビスピンは試合後に「人生で最高の日になった」と喜びを爆発。一方、一瞬にして王者から陥落したロックホールドは「少し過信があったかもしれない」と唇を噛んだ。
また、バンタム級王者ドミニク・クルーズ(31=米国、21勝1敗)が同2位のユライア・フェイバー(37=米国、33勝8敗)とタイトルマッチを行い、クルーズが終始フェイバーを圧倒、3-0の判定で防衛に成功した。クルーズは試合後、フェイバーに対し「彼は以前王者だったし、タフな男だ。このオクタゴンにいる選手はみんなタフだよ。リングラスト(長期欠場の悪影響)なんて存在しないんだ。試合をする者はそんなことに惑わされてはならないよ。またこうして戦えて本当に気分がいいよ」と相手を称えた。