井岡は一発パス タパレス計量失敗にあきれ顔「プロとしてダメ」

2017年04月23日 05:30

格闘技

井岡は一発パス タパレス計量失敗にあきれ顔「プロとしてダメ」
WBA世界フライ級タイトルマッチ前日計量 井岡(左)とプラサートはともに計量を一発でクリアしポーズを決める Photo By スポニチ
 【WBA世界フライ級タイトルマッチ   王者・井岡一翔≪12回戦≫同級2位ノクノイ・シットプラサート ( 2017年4月23日    エディオンアリーナ大阪 )】 一発でパスした井岡は、計量オーバーの失態を演じたもう1人の王者に「プロとしてダメ。まして世界チャンピオン」とあきれかえった。とばっちりも食った。体重を絞りに行ったまま会場に戻らないタパレスを待ちきれず、20分遅れで調印式がスタート。前代未聞の事態に「ああいうのに巻き込まれたくなかった。何事もスマートに、スムーズにやっていきたいタイプなので」とイラ立ちは隠せなかった。
 こういうドタバタ劇に比べれば相手の挑発すら、すがすがしく感じる。ノクノイ・シットプラサート(30=タイ)から「僕を相手に選んだことを、井岡は後悔することになる」と吹っかけられても、「それを迎え撃つのが役割。最初のラウンドが始まると、それが全部(ノクノイに)返ってくる」と余裕しゃくしゃく。あとは具志堅用高氏が保持する世界戦14勝の日本記録に並ぶ瞬間を待つだけだ。

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