【RIZIN FIGHTING WORLD GP 2017 バンタム級トーナメント&女子スーパーアトム級トーナメント 2ndラウンド ( 2017年12月29日 さいたまスーパーアリーナ )】
大塚隆史(T GRIP TOKYO)がバンタム級トーナメントの4強一番乗りを決めた。13年のプロデビューから11戦全勝のカリッド・タハ(ドイツ)の打撃に苦しみ、2Rまでは主導権を奪われた。3Rは開始早々にタックルで倒し、いったんはスタンドになりかけたが、一瞬の隙を突いてフロントネックロックに持ち込み一本勝ちした。
DEEPが主戦場で、RIZIN初登場となった7月のトーナメント1回戦はバーチャックに2―1で判定勝ち。2回戦以降の組み合わせ抽選会では、あえて無敗のタハを相手に選んだ。「無敗だけあって力が強いし、変な生き物と闘っているみたいだった」と相手のパワーを実感しながらも、その中で逆転のチャンスをうかがっていた。「僕の強みは折れない心。日本人の強さを見せようと思った」と胸を張った。