日本ボクシング連盟の山根会長は12年ロンドン五輪金メダルの村田諒太(WBA世界ミドル級王者)のコメントに「大きなショックを受けた」と失望感を示した。
村田は先月、フェイスブックで「そろそろ潔く辞めましょう。悪(あ)しき古き人間達、もうそういう時代じゃありません」と現体制の退陣要求と取れるコメントを発信。同会長は「このメダルは山根会長のメダルです、と言っていた人間が、なぜそういう談話を出した?」と批判した。一方、村田は2日、「石を投げるなら、同じ状況に置かれて自分が同じようなことを本当にしなかっただろうかどうかと自問してみることが必要」とつづった。