村田、勝ってVSゴロフキン!来年3月にも東京Dかベガス開催
2018年10月20日 05:30
格闘技
パウンド・フォー・パウンド(全階級を通じての最強ランキング)1位に君臨していたゴロフキンは9月、サウル・“カネロ”・アルバレス(メキシコ)との再戦でプロ初黒星を喫し王座から陥落。だが、カネロとの“第3戦”は見通しが立っておらず、プロモーターのトム・ロフラー氏は村田を次戦の対戦候補に挙げている。アラム氏はロフラー氏が村田戦の視察に訪れると明かし、「村田が防衛に成功すればトムと(帝拳ジムの)本田会長とで話し合う。来年の3月までになるだろう。場所はラスベガスか東京ドームだ」と具体的なプランを披露。注目が集まる米国でV2戦を戦うことで「村田はスターからスーパースターになろうとしている」と表現した。
会見後、村田はジムメートの元3階級制覇王者リナレス(ベネズエラ)のジムで試合前最後の練習を行った。室温を32度に設定し、サウナスーツを重ね着してミット打ちを3ラウンドなど、打ち上げとは思えない濃いメニュー。帝拳ジムの浜田剛史代表は「疲れを抜いた体が動くかを確認した」と説明し、村田も「汗出しと確認。いつもの試合前と同じ」と話した。自身の今後を左右するV2戦へ万全の仕上がり。「練習はやりきった。あとは裸で寝て風邪をひかないようにするだけ(笑い)。結果は神のみぞ知る」。ジョークの中に手応えを忍ばせた。