尚弥「この時期の合宿で“試合モード”に」 井上ファミリー、軽井沢でたっぷり走り込み
2019年09月17日 14:55
格闘技
この日は午前9時に練習開始。まずグラウンドの周囲を軽く3周走って体を温めると、ストレッチの後、1キロの鉄アレイを両手に持って6キロのランニング。その後に10キロのロードワーク、最後はダッシュ×10本と、たっぷり走り込んだ。練習は午前、午後の2部練習で、高村淳也トレーナーによると19日までの3日間で約100キロ走り込むという。
尚弥は「涼しくていいですね。しっかりやり切れる。暑いとバテてトレーニングに集中できないので」と、軽井沢の気候を歓迎した。最近3戦は1~2回で勝利を決めているが、この合宿は「いつも通り、長いラウンドに備えて長距離ランがメイン」とし、「この時期の合宿で“試合モード”になる。終われば、最終調整…あっという間です」と5階級制覇王者ノニト・ドネア(36=フィリピン)とのWBSS決勝へ気持ちを高めた。
正規王者ノルディ・ウーバーリ(33=フランス)との王座統一戦に臨む拓真も「12回フルに動けるスタミナ強化」をテーマに掲げる。当初、6キロのロードワークと聞かされていたが、さらに10キロ追加され、「えー!って思ったけど、これもメンタルトレかと受け入れて走った」と苦笑いしつつ、3人で刺激し合っての合宿に「いいい感じですね」と手応えを口にしていた。