那須川天心、キックボクシングの未来を語る 武尊戦は「全盛期の時に戦わないと意味がない」

2019年09月18日 06:45

格闘技

那須川天心、キックボクシングの未来を語る 武尊戦は「全盛期の時に戦わないと意味がない」
AbemaPrimeに出演した那須川天心(C)AbemaTV Photo By 提供写真
 キックボクサーの那須川天心(21=TARGET/Cygames)が17日放送のAbema TV「AbemaPrime」(月~金曜後9・00)に出演。自身の今後も含めてキックボクシングの未来について語った。
 那須川は、見据える大きなプランはあることを明かしたが「それが上手くいくかまだわからないです。プランは言えないですが、とにかく焦らないといけないかなと思います」と話した。

 MCのケンドーコバヤシ(47)からボクシング界への進出も考えているのか聞かれると「ボクシングをやりたい気持ちは、だいぶあります。ただやるだけでは普通なので、色んなことを考えていますが、あんまりまだ言えないです。人と違うことをやっていきたいです」と答えた。ボクシングのWBA&IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(26=大橋)の存在についても「ジェラシーを感じます。でも負けたくない気持ちの方が強いです」と打ち明けた。

 キックボクシングの未来については「キックボクシングにはまだまだ可能性があると思っています。ボクシングや総合格闘技には、世界に上位概念があります。でもキックボクシングにはないです。それが悪い事でもあるんですけど、良い事でもあります。だからこそ日本で上位概念を作れるということもあります。よって可能性も広がると思います」とキッパリ。

 さらに自身の未来も含めて「キックボクシング日本代表として世界に行きたいです。世界にもっと名前を広めたいです。今回の『RISE WORLD SERIES 2019』は、世界一を決める大会でした。だけど日本だけで世界一を決めるのは、僕の中でもちょっと違うのかなというのがあります。今回優勝したので、それを持って世界に行きたいと思っていますし、世界に乗り込んでいく気持ちもあります。アウェーも気にしないです」と話した。

 格闘技の垣根を越えた戦いや団体の垣根を越えた戦いについても「世界を見渡すと『このカードやるんだ』というカードが次々に決まっています。でも日本は色んな団体の事情などで唯一それが出来ないんです」と語り、武尊戦についても「戦うならお互い全盛期の時に戦わないと意味がないと思います。強い奴と戦いたいと思いますし、同じ団体でも他団体でも目立っている奴がいると潰したくなるんですよ。『俺が一番だ』と思っている同士が戦うから面白いですし、そういう中でものストーリーを見ていくのが楽しいわけじゃないですか。逆にそういうものがないと楽しくないですよね。選手に罪はないですし、みんな強い奴がいれば戦いたいと思いますし、倒したいというのが一番の気持ちだと思います」と言及。続けて「自分は色んな挑戦をしたいので、やりたい事がまだまだあります。いつまでも待てないというのが自分の気持ちですね」と語った。

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