辰吉寿以輝、デビュー13戦目は12月に大阪で日本ランカーに挑む
2019年09月17日 17:14
格闘技
吉井寛会長は「タラレバですが、この試合の結果次第で来年は日本か、OPBF(東洋太平洋)か、本格的にタイトルに向かっていくことになる」と話した。12月の試合に勝てば日本タイトル挑戦可能な12位以内に浮上するのは間違いなし。そうなれば現在、在籍するスーパーバンタム級(リミット55・3キロ)にこだわらず、一つ軽いバンタム級(同53・5キロ)、一つ重いフェザー級(同57・1キロ)も含めて挑戦の機会を探る方針だ。
寿以輝はアマ経験皆無ながら2015年4月のプロデビューから無傷の12連勝中(8KO)。前回、7月の藤岡拓弥(VADY)戦は左拳に痛みを抱えながら臨んだ8回判定勝ち。左拳は骨に異常がなく、腱に炎症が起きたもの。8月末に患部にヒアルロン酸を注射する治療を受けた。炎症を抑え、予防する効果も期待できるという。「(注射が)めっちゃ痛かった」と顔をしかめるものの、おかげで順調に練習を積める。本格的なスパーリング開始前にもう1度、治療を受け、日本ランカーを倒す準備を進める。