中谷潤人 “山中の道”長期政権へ意欲 王座獲得から一夜明け
2020年11月08日 05:30
格闘技
前夜は4時間ほどしか眠れなかったが、試合映像はしっかりチェック。「結果はよかったけど内容的には反省点もある。強い選手と戦っても勝てるように、しっかり練習して成長したい」と早くも先を見据える。対戦したい相手にはWBO同級2位アンヘル・アコスタ(プエルトリコ)の名を挙げた。
ネクスト尚弥とも、ゴッドレフトの後継とも期待されるホープ。ほぼダメージもないため、1週間後には再始動する予定だ。
▽日本人世界王者の連続防衛 最多記録はWBA世界ライトフライ級王者・具志堅用高の13。次いでWBC世界バンタム級王者・山中慎介の12、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志の11。現役最多はWBC世界ライトフライ級王者・寺地拳四朗の7連続防衛だが、井上尚弥が3階級、井岡一翔が4階級でそれぞれ計12度の防衛に成功している。
《岡辺トレーナー「見るたび強く」》米国で中谷を指導するルディ・エルナンデス氏が来日できなかったため、会見にはチーフセコンドに入った岡辺大介トレーナーも同席。「リングの真ん中で戦う、正面に立たずアングルをつけるなど指示通り。安心して見ていられた」と中谷の戦いを振り返った。ロサンゼルス在住で15歳の時から中谷を知る岡辺氏は「見るたびに強くなっている」と新王者を称えた。