【日本ミニマム級王座決定戦10回戦 ○同級1位・谷口将隆 10回37秒TKO 同級3位・佐宗緋月● ( 2020年12月3日 東京・後楽園ホール )】
世界挑戦の経験もある元WBOアジアパシフィック王者の谷口が貫禄の勝利で日本王座に就いた。1回に左ボディーストレートでダウンを奪うと、終盤まで主導権を渡すことなく、最後は佐宗が棒立ちになってレフェリーストップ。「伝統のベルトを獲得できてうれしい」と声を弾ませた。
この日は同期でWBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人もセコンドに入った。「アドバイスも的確で心強かった。ずっと勝ち続けて、京口のように世界王者になりたい」と宣言した。