プロボクシングの2020年年間表彰の各賞が28日に発表され、世界戦以外の年間最高試合には、12月に米ラスベガスで行われた中谷正義(帝拳)とフェリックス・ベルデホ(プエルトリコ)のWBOインターコンチネンタル・ライト級王座決定戦が選ばれた。
中谷は1回と4回にダウンを奪われながら、9回に劇的な逆転TKO勝利。「大変ありがたく、光栄なことですが、自分としては満足できる試合内容ではなかったので、素直に喜べない部分もあります」と振り返り、「次は世界戦を含めた年間最高試合を受賞できるように頑張ります」と新たな目標を掲げた。