井上尚弥、比嘉大吾を圧倒「十分にレベルの差を見せられた」
2021年02月11日 21:28
格闘技
「あくまでもスパーリングなので普段は見せない動きだったり、サウスポーに構えたりしたけど、手を抜いたわけではなく、しっかりガチでやらせていただきました」
ノニト・ドネア(フィリピン)と死闘を演じた19年11月のワールド・ボクシング・スーパーシリーズ(WBSS)バンタム級トーナメント決勝以来、1年3カ月ぶりの国内リング。勝敗のないエキシビションだからこそ、変幻自在な戦法を披露し、実力の違いを見せつけた。
比嘉は「疲れました」を連発。「今のままでは厳しい」と“完敗”を認め、「でも、自分が行けないところという感じではない」と話すのが精一杯だった。
近い将来、世界戦の舞台で対戦する可能性もある2人の夢対決。井上尚は「互角のスパーでは自分の評価は保てない。プレッシャーもあったけど、良い緊張感の中で十分にレベルの差を見せられたと思う」と胸を張った。