亀田和毅は判定勝ち「完全に右を治して世界へいきます」 メキシコで世界戦挑戦権獲得

2021年12月12日 14:02

格闘技

亀田和毅は判定勝ち「完全に右を治して世界へいきます」 メキシコで世界戦挑戦権獲得
亀田和毅 Photo By スポニチ
 プロボクシング元世界2階級王者でWBA世界スーパーバンタム級5位の亀田和毅(30=TMKプロモーション)が11日(日本時間12日)、メキシコ・エルモシージョで同級挑戦者決定戦に臨み、12回判定3―0で同級10位ヨンフレス・パレホ(35=ベネズエラ)を下し、王者への挑戦権を得た。
 試合後のリングではスペイン語でメッセージを述べた後に日本語で「きょうの試合は内容的に全く良くない。完全に右を治してから世界へ行きます。来年、世界チャンピオンになるので応援よろしくお願いします」などと語った。

 立ち上がりから細かく左ジャブを突き、手数で優位に立った。時折、ノーモーションの右や右ストレートを組み込んだコンビネーションを見せたが、主にジャブをこつこつ当てながら左でボディーやフックを出す展開。相手は中盤以降に左右ボディーなどで反撃したものの、全体的に手数が少なかった。

 亀田は今年5月に1年10カ月ぶりの再起戦を行い、三宅寛典(ビッグアーム)に3―0で判定勝ち。その際も右を十分に仕えず、ほぼ左手1本で戦った。それから7カ月経過し、新たな負傷か、慢性的なものか不明だが、世界王座へ返り咲くために不安材料を取り除いておきたい。

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