亀田和が兄・興毅会長のジムから移籍「家族から離れ、現役生活ラストチャンスに賭ける」
2022年04月12日 13:00
格闘技
「この度、3150ファイトクラブとの所属契約を解除する運びとなりました。理由と致しまして、私自身、15歳から単身メキシコにボクシング修行として海を渡り今日まで精一杯ボクサーとして活動して参りました。その中で今年31歳となる自分を客観的に見つめ、ボクサーとして現役生活も残り少なくなりメキシコに渡った当時と同じ思いで家族から離れ、自分自身の現役生活ラストチャンスに賭け、私自身の力でどこまでいけるのかチャレンジしたくこの度のご報告となり、また亀田家からも快く送り出していただきました。世界チャンピオンに返り咲く為、より厳しい環境で自分を磨き、家族、応援してくれる方々にもう一度チャンピオンベルト巻く姿を見せられるよう、またその先のビックマッチに実現に向け日々精進していく所存です。今後の亀田和毅にご期待いただき、ご声援の程宜しくお願い致します」
元WBO世界バンタム級王者の亀田和は19年7月、WBC世界スーパーバンタム級暫定王者として同級正規王者レイ・バルガス(メキシコ)との統一戦に臨み、0―3の判定負けで王座から陥落。所属していた協栄ジムのプロ活動休止に伴い、昨年3月に「3150ファイトクラブ」所属となった。同年5月の再起戦に判定勝ちしたあと、12月にメキシコで行われたWBA世界スーパーバンタム級王座挑戦者決定戦でヨンフレス・パレホ(ベネズエラ)に3―0で判定勝ち。WBAスーパー&IBF統一世界同級王者ムロジョン・アフマダリエフ(ウズベキスタン)への挑戦を目指していた。通算成績は41戦38勝(20KO)3敗。