京口紘人 世界王者も言葉を失った井上尚弥の衝撃TKO勝利「PFPは確実に2位以上に浮上する」

2022年06月08日 19:27

格闘技

京口紘人 世界王者も言葉を失った井上尚弥の衝撃TKO勝利「PFPは確実に2位以上に浮上する」
京口紘人 Photo By スポニチ
 WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が8日に自身のYouTubeチャンネルを更新。7日にWBAスーパー&IBF同級王者の井上尚弥(29=大橋)がWBC同級王者ノニト・ドネア(39=フィリピン)を2回1分24秒TKOで下して、日本人初の3団体統一王者となった試合を振り返った。
 日本時間11日にエステバン・ベルムデスとのWBA世界ライトフライ級王座統一戦に臨むためメキシコで調整している京口。試合のサポートで同行しているジムメートのWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆と井上の試合を映像で見た直後に2人で動画を収録した。

 世界王者の京口と谷口が見ても言葉を失うほどの衝撃的な試合だったという。京口は試合を見ていて1回に井上が出していて左フックは何か狙っているために出している攻撃だと見ながら思った。「緩急つけた右を狙ってるのかなと思ったら1R終了間際にショートに右でダウン取ったもんね。思わず立ち上がって手を叩いたもんね」とかなり興奮したようだ。最後は京口が予想していた左フックがフィニッシュパンチとなった。「鳥肌立ったっすもんね。たぶん陣営も中からの左フックはKOパターンの1つだったと思いますね」と興奮が止まらなかった。

 谷口も「ドネアもいろんな手を使って、どうやって入ろうかなと探ってたけどそれをことごとく井上くんが潰してたもんな」とドネアの作戦を潰した井上が上回っていたと話し、さらに2回TKOで試合を終わらせたが井上陣営は全てを出し切ったわけではないと2人とも予測した。

 全階級を通じた最強ランキング「パウンド・フォー・パウンド(PFP)」で井上は現在3位だが京口は「今回のパフォーマンスで確実に2位以上に浮上すると思います。インパクト残しましたよね」と語った。

 4日ぐらい前に井上とのLINEをやり取りのしていた京口。そのやり取りの中で井上から「今までで一番調子いい」というメッセージがあったことを明かした。自身の防衛戦直前に井上の衝撃的な試合を見せられてかなり刺激をもらったようだ。防衛戦に向けても「井上尚弥の次に京口と言われていて、世界タイトルマッチに挑むですけど僕も頑張らないといけないなと思います」と意気込んだ。

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