京口が8回TKO勝ちで敵地でのV4達成 減点2で一気に攻め立てる
2022年06月11日 12:15
格闘技
タフな相手との打撃戦でやや大振りとなり、5回終了後にはセコンドについたジム同僚のWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆から「6割でいい」とアドバイスされる場面も。6回にはバッティングで減点、7回にはラビットパンチでダウンさせたとして、さらに減点された。危機感があったのか、8回は開始ゴングから一気に攻め立て、ロープ際で相手が棒立ちになったところでレフェリーが試合を止めた。
2階級制覇王者の京口は昨年3月、米テキサス州ダラスでアクセル・アラルゴン・ベガ(メキシコ)に5回TKO勝ちして3度目の防衛に成功。その後は昨秋から右拳の骨折、左ひじの負傷、左腸脛靱帯(ちょうけいじんたい)炎とケガが続き、約1年3カ月ぶりの試合だった。