【WBC世界ミニマム級タイトルマッチ 王者パンヤ・プラダブシー《12回戦》同級14位・田中教仁 ( 2022年8月31日 タイ・ナコンラチャシマ )】
前日計量が30日にナコンラチャシマ市内のホテルで行われ、元日本ミニマム級王者の田中、3度目の防衛戦に臨む王者パンヤともにリミットの47・6キロでパスした。過去日本人が0勝25敗1分けのタイで自身2度目の世界戦となる田中は「必ずベルトを持って帰るので楽しみに待っていてください」と話した。
三迫ジムから世界王者誕生となれば輪島功一、三原正、友利正に次いで40年ぶり4人目。年齢的に“負ければ最後”の覚悟を決めている田中は「ベルトを持って先代の墓前に行きたい」と19年8月に亡くなった三迫仁志前会長にささげる勝利を誓った。