IBF女子アトム級王者・宮尾、WBO同級王者に統一戦を“予約” 岩川は4人のリーグ戦を提案

2022年08月31日 16:31

格闘技

IBF女子アトム級王者・宮尾、WBO同級王者に統一戦を“予約” 岩川は4人のリーグ戦を提案
IBF女子アトム級王座を争う王者・宮尾(左)と岩川 Photo By 提供写真
 プロボクシング女子ダブル世界戦(9月1日、後楽園ホール)の前日計量が31日、東京都渋谷区のクラブキャメロットで行われ、メーンのWBO女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦は王者・鈴木菜々江(30=シュウ)がリミットを800グラム下回る45・4キロ、挑戦者の元WBC女子世界ミニマム級王者・黒木優子(31=YuKO)が200グラムアンダーの46・0キロでパスした。セミファイナルのIBF女子世界アトム級タイトルマッチ10回戦は王者・宮尾綾香(39=ワタナベ)、挑戦者の同級6位・岩川美花(39=姫路木下)ともにリミットの46・2キロだった。
 今年2月に松田恵里(TEAM10COUNT)に2―0判定勝ちして3度目の世界王座戴冠を果たした宮尾は初防衛戦。「調整はバッチリ。明日はとても楽しみ。練習どおりにしっかりやって、しっかり勝ちたい」と自信を示した。興行はタイトル戦5試合を含む女子8試合が組まれており、「一番目立つような、一番強かった選手として最初に私の名前を挙げてもらえるような試合内容にしたい」と意欲十分。防衛に成功した場合のIBF王者との統一戦についても「もちろん統一戦は頭に入ってます。WBOの勝者、鈴木さん、黒木さん、よろしくお願いします」と“予約”した。

 一方、今年2月に鈴木との再戦に1―2で判定負けし、WBO王座を失った岩川は「今回はケガもなく順調に来たので、明日はコンディションもバッチリでいきたい」と抱負。アピールポイントを問われると「技術で目立てればいいかなと思ってます」と答え、相手よりも負けていない部分については「腕の長さです」とリーチに自信を示した。統一戦にも前向きで「最強のメンツがそろっていると思うので、リーグ戦をしてみたい」と残り3人を見渡して提案した。

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