トーナメントはレオナが優勝 武尊の返上したベルトを獲得して「K―1最高!」

2022年09月11日 21:50

格闘技

トーナメントはレオナが優勝 武尊の返上したベルトを獲得して「K―1最高!」
<K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~>K―1第5代スーパー・フェザー級王座決定トーナメント決勝戦、3回朝久(右)を攻めるレオナ(撮影・藤山 由理) Photo By スポニチ
 【スポニチ後援 K―1 WORLD GP 2022 JAPAN~よこはまつり~   ○レオナ(判定、3―0)朝久● ( 2022年9月11日    神奈川・横浜アリーナ )】 第5代スーパーフェザー級王座決定トーナメントはレオナ・ペタス(30=THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO)が制した。
 1回戦、準決勝ともKO勝ちしていた2人による決勝戦。勢いに任せて前に出てくる朝久裕貴(26=朝久道場)のペースにはさせなかった。2R以降は相手の動きを見切ったかのようにワンツーを当て始める。大きなダメージを受けずに3Rが終了。ジャッジは3人とも30―29。接戦をものにして悲願のベルトを腰に巻いた。

 昨年3月に武尊(30=SAGAMI―ONO)と激闘を繰り広げた。そこで自分の力量を認められた。この日は準決勝で武尊と同じジムの大岩龍矢を倒すと試合後に声を掛けられた。リング上でマイクを手にすると「武尊選手から頑張れと言われたので頑張りました。K―1最高!」と武尊の決めゼリフで締めた。

 K―1王者になると約束していた母は一昨年に他界した。「去年は獲れなかったけど、今日獲ることができた。母ちゃんにベルトを届けたい」と声を震わせた。この日は弟で第8代Krushウエルター級王者の加藤虎於奈の結婚式でもあった。加藤家にとって、生涯忘れられない一日となった。

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