【RIZIN】フェザー級頂上決戦!牛久は相手の寝技に秘策あり?クレベルは一本勝ちでの王座奪取を断言

2022年10月19日 20:00

格闘技

【RIZIN】フェザー級頂上決戦!牛久は相手の寝技に秘策あり?クレベルは一本勝ちでの王座奪取を断言
「RIZIN.39」の会見に出席した(左から)フェザー級王者・牛久絢太郎、榊原信行CEO、クレベル・コイケ Photo By スポニチ
 格闘技イベントRIZINの公式YouTubeチャンネル「RIZIN FIGHTING FEDERATION」が18日に更新された。23日に開催される「RIZIN.39」(マリンメッセ福岡)のメインイベントであるRIZINフェザー級王者の牛久絢太郎(27=K―Clann)にRIZINで5連勝中のクレベル・コイケ(32=ボンサイ柔術)のタイトルマッチが特集された。
 ファン待望のタイトルマッチがようやく決まった。DEEPフェザー級王者の牛久は21年10月に開催された「RIZIN.31」でRIZIN初参戦。当時RIZINフェザー級王者だった斎藤裕に挑戦して2回に左飛びヒザ蹴りで斎藤の右目上カット。ドクターストップでいきなりRIZINのタイトルを奪取して2冠王となった。リマッチとなった今年4月の「RIZIN.35」でも斎藤を判定3―0で返り討ち。初防衛に成功した。

 王者・牛久の強さは人並み以上の練習量にあるようだ。朝の練習を2時間やり、夜の練習はK―Clannの一般会員さんと1時間半練習した後にプロ練習の5分4ラウンドをやるというキツイ練習を日々こなしていると横田一則トレーナーが明かした。

 牛久も「やる人間が一番なんだなと思っているので、常に“人一倍やろう”と思っていますね」と王者になってからもストイックに練習を続けていることが自信につながっている。

 2度目の防衛戦はRIZINフェザー級最強といわれるクレベルを迎え撃つ。横田トレーナーもクレベルの極め技術は一枚抜けていると話す。「ハマったら絶対に逃げられない」と技術を認めた上で秘策があるという。「打撃で熱くならずに速い攻撃をこっちから仕掛けるというのが正解ですよね。寝技は逃げるんです。凌いじゃダメです。秘密のやり方があって、もし向こうが引き込んできてもこれをやれば大丈夫という自信がある」と牛久にその秘策は伝授してあるようだ。

 相手優勢の声も多い中で迎えるタイトルマッチ。牛久は「僕は逆にいいっすね。こっちの方が合ているというか好きです。ひっくり返すのが好きです」と戦前の声をひっくり返して王座防衛を誓った。

 対するクレベルにとっては念願のタイトルマッチ実現となった。「ここまで5試合一本勝ちできた。次も間違いなく牛久から一本勝ち」と一本勝ちでフィニッシュすると断言。牛久はフィジカルや打撃が得意だがクレベルは心配していなかった。「牛久はヤバイ武器を持っていない。今まで戦ってきた中でヤバイ武器を持っていたのは朝倉かな」と話した。

 RIZINに参戦してから100%を出してないという。「多分みなさんは三角締めしかできないだろうと思ってるけど、いろんな極め技があります。これまでは60%ぐらいしか出してない。次は100%を出すかな。これでチャンピオンになったら自分の人生が変わる」と6連勝で王座に輝き、自分だけでなく周りの人々の人生を変えると約束した。

 タレントぞろいのフェザー級で最強の新王者誕生か。それとも王者が防衛に成功するのか。ファンの注目が大きく集まる一戦の決着は今週の日曜に決まる。

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