WBA王者・京口が王座統一戦へ公開スパー “海外仕様”試合8日前から一軒家で最終調整
2022年10月19日 17:34
格闘技
これまでに東洋太平洋フライ級14位の桑原拓(大橋)らを相手に約80ラウンドのスパーを消化。今後は12ラウンドを入れるなど試合1週間前までスパーを続ける予定で、「100ラウンドはいくと思う」と明かした。日本人対決に関しては「公開練習でお互い偵察に来たりとかは日本人同士だからこそ。海外ではあまりなかったと思う。盛り上げるには必要なことと思うが、やりづらくはない」と冷静に分析。一方、海外ブックメーカーのオッズが京口1・44倍、寺地2・75倍と有利であることを指摘されると「その数字が物語っているように、拳四朗選手は8度防衛という実績がありながら、それが世界的評価。世界的に評価されるには海外でベルトを守るなどの実績がないと評価されない。そこを評価していただいていることは自信を持って胸を張りたい」と米国やメキシコで防衛に成果した実績を強調した。
試合には“一軒家調整”で臨む予定も明かした。ランニングコースが近くジムにも通いやすい大田区蒲田に民泊用の一軒家を借り、24日から宿泊。3人のトレーナーにマネジャー、同僚のWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆(28=ワタナベ)ら最大6人が宿泊できる環境で、チーム全体のサポートを受けながら最終調整する。自宅からの出陣ではなく、海外での試合と同じ環境で臨みたいと京口が提案したもので、ワタナベジムの渡辺均会長も快諾。「海外を続けて経験してみて、ファイトウイークに入ったらそういうサポートを受けて、そっちの方がいいと感じた。いろんな方にサポートしていただいていると感じる」と感謝を口にした。