京口 チームみんなと“一軒家調整”「サポートしてもらったのが力になった」

2022年10月20日 05:15

格闘技

京口 チームみんなと“一軒家調整”「サポートしてもらったのが力になった」
<京口紘人公開スパー>笑顔を見せる京口紘人(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【WBC&WBA世界ライトフライ級王座統一戦   WBC王者 寺地拳四朗《12回戦》WBAスーパー王者 京口紘人 ( 2022年11月1日    さいたまスーパーアリーナ )】 WBA世界ライトフライ級スーパー王者の京口紘人(ワタナベ)が海外仕様の“一軒家調整”で日本人世界王者同士の2団体王座統一戦に臨む。19日に東京都品川区の所属ジムで公開スパーリングを行い、大田区蒲田に民泊用の一軒家を借り、24日から宿泊して最終調整すると明かした。
 一軒家はランニングコースが近くてジムにも通いやすく、6人まで宿泊可能。トレーナー3人にマネジャー、同僚のWBO世界ミニマム級王者・谷口将隆が泊まり込んでサポートする。過去2戦は米国とメキシコで防衛に成功した京口が「海外を続けて経験して、サポートしてもらったのが力になった」と自宅よりもチーム全体で宿泊する環境を要望。ワタナベジムの渡辺均会長も10日間で20万円の費用にOKを出した。

 練習相手の公開スパーは軽めながら得意の左ボディーも披露。スパーは既に80ラウンドを消化したが、試合1週間前まで続ける予定で「100ラウンドはいくと思う」と明かした。

 《拳四朗陣営視察「イメージ通り」》寺地を指導する三迫ジムの加藤健太トレーナーが一人で京口の視察に訪れた。軽めの練習の中で減量した体のサイズを確認し、「ベースのガードの形や、攻めるコンビネーションはイメージ通り」と収穫を口にした。14日の寺地の公開練習では「京口の致命的な欠点を見つけている」と指摘。「拳四朗がプランを遂行できれば間違いなく勝てる」と自信を示し、「今日の感じではKO決着になると思う」と予想した。

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