【ONE】秋元皓貴 キックボクシングバンタム級王座初防衛失敗…相手のテクニックに屈して判定負け

2022年11月19日 23:51

格闘技

【ONE】秋元皓貴 キックボクシングバンタム級王座初防衛失敗…相手のテクニックに屈して判定負け
相手の左ヒザ蹴りに苦戦した秋元(左)(C)ONE Championship Photo By 提供写真
 格闘技イベント「ONE Championship」は19日にシンガポールで「ONE 163」を開催した。メインイベントで「ONE Championship」で日本人初の立ち技王者に輝いたキックボクシングバンタム級王者・秋元皓貴(Evolve MMA)がペッタノン・ペットファーガス(タイ)を相手に初防衛戦に臨み、ペッタノンのテクニックに屈して判定1ー2で敗れて防衛に失敗した。
 試合は秋元がプレッシャーをかけながら戦いながらも相手の左ヒザ蹴りと左ミドルキックに苦戦。ラウンド数を重ねていくと秋元の右わき腹が紫色に染まっていく。徐々に相手にペースを握られて、何とか打開しようとしたがなかなかダメージを与える攻撃も出来ず試合終了。判定は1人目がペッタノン、2人目は秋元と分かれた。3人目はペッタノンにつけてスプリット判定負けで秋元は初防衛失敗となってしまった。

 今年3月の「ONE X」でのタイトル初挑戦で王者に輝き、「ONE Championship」スーパーシリーズ日本人初の王者となった秋元。チャンピオンになってから半年が経過して迎えた初防衛戦となった。「更に自分の中で意識が高くなって本当に毎日良いトレーニングが出来た」と試合を楽しみにしていた。

 対戦相手のペッタノンについては「たくさんのタイトルを獲得している。本当にベテランで、レジェンドと言っても良い選手だと思います」と話し、「本当に体は大きいですけど、そこはそんなに意識していないです。それよりも経験が豊富なので、過去の映像とかを見ていると、タイミングを取るのが上手い選手だなっていう印象があるので、それをいかに崩すか。相手の都合の良いタイミングで攻撃をさせないように、いかに動くかが重要になると思います」と語っていたがまさかの初防衛失敗となった。

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