プロボクシングWBC&WBA統一世界ライトフライ級王者の寺地拳四朗(30=BMB)が18日、地元・京都の自治体を表敬訪問した。世界戦勝利後の恒例で、城陽市役所では奥田敏晴市長の求めに応じ、1日の団体統一戦で前WBAスーパー王者・京口紘人(ワタナベ)からダウンを奪ったシーンを実演。同市長は「殴られなくて良かった~」と、おどけた。
懇談では4団体統一を期待する声が相次ぎ、寺地は「絶対にあと2本獲ります。4つのベルトを(並べて)見るのを楽しみにしてください」と宣言した。来春にも予定する次戦はWBCの指名試合の見通し。「できれば統一戦をやりたいけど仕方がない」。責任を果たした上で夢を追いかける。