尚弥 Sバンタム転向初戦でVSフルトン!5月に日本で合意と米報道 4階級制覇へ全勝対決制す

2023年01月20日 04:30

格闘技

尚弥 Sバンタム転向初戦でVSフルトン!5月に日本で合意と米報道 4階級制覇へ全勝対決制す
井上尚弥 Photo By スポニチ
 プロボクシング前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(29=大橋)とWBC&WBO統一世界スーパーバンタム級王者スティーブン・フルトン(28=米国)が、今春に日本で対戦する条件に合意したと米スポーツ専門局ESPNが18日に報じた。同局は当初「交渉中」と報じ、同日中に「合意」まで踏み込んだ。日時は未定ながら5月開催を目指しているとし、配信サービスESPN+で全米生中継されるという。実現すれば井上24勝(21KO)、フルトン21勝(8KO)の全勝対決となり、井上には4階級制覇が懸かる。
 米専門サイトのボクシングシーン・ドットコムも井上―フルトン戦は契約が成立し、今春後半(5、6月)の開催を目指していると伝えた。ESPNはフルトンと井上の交渉を受け、フルトンとWBCフェザー級暫定王座決定戦を計画していた元WBA&WBC統一世界スーパーバンタム級王者ブランドン・フィゲロア(26=米国)が元WBC世界フェザー級王者マーク・マグサヨ(27=フィリピン)と3月4日の対戦で合意間近とも報じた。

 昨年12月にバンタム級史上初の4団体王座統一に成功した井上は13日、全王座の返上とスーパーバンタム級挑戦を表明。14日には次戦について「凄くモチベーションの上がる相手と交渉中」と、新階級で現在最強と目されるフルトンらへの挑戦を示唆していた。フルトンはPBC、井上はトップランクと米国のプロモート会社が異なる2人の対戦が実現するのも日本開催ならではで、井上の関係者も交渉を否定せず「本当に運がいい」と転向初戦で世界挑戦が実現するとの見方を示した。

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