具志堅用高 バラダレスVS重岡銀次朗でビデオ判定導入するべきだった!「続けてたら重岡がKOしてた」

2023年01月20日 19:18

格闘技

具志堅用高 バラダレスVS重岡銀次朗でビデオ判定導入するべきだった!「続けてたら重岡がKOしてた」
具志堅用高 Photo By スポニチ
 元ボクシング世界王者の具志堅用高(67)が20日に自身のYouTubeチャンネルを更新。6日に行われたIBF世界ミニマム級王者ダニエル・バラダレス(28=メキシコ)に重岡銀次朗(23=ワタナベ)が挑戦した試合結果に関して言及した。
 試合は3回終盤、バラダレスが自ら頭を当てにいっているようにも見える偶然のバッティングから頭部の痛みを訴え試合続行不可能をアピール。レフェリーが試合終了を告げると、会場はため息に包まれた。両手を広げ試合続行をアピールしていた重岡は信じられないような表情を浮かべ青コーナーにうずくまり、悔し涙を流した。当初は3回2分48秒負傷引き分けと発表されたが、IBFルールにより無判定試合と訂正された。

 具志堅は1ラウンドの重岡の動きの勢いを見た時点で世界王者になる可能性が高かったと思いつつ、嫌な予感がしていたという。「相手がギブアップしちゃったのよね。まずやる気がないというか痛いのか痛くないのか本人しかわからないけど、重岡選手は運が悪かった。続けていたらノックアウトで勝ってます」と実力はありながらも運の要素がなく世界王者に届かなかったと話した。

 「すごいパワーもあってもう1回見たい。ミニマム級では珍しく長期政権を築ける選手」と残念な結末となってしまった重岡を高評価した

 そして偶然のバッティングといわれているシーンについては「すぐコミッション席でビデオ判定しなくちゃいけないんじゃない。頭や鼻に当たっているかなんてビデオを見ればわかるんですよ」とビデオ判定を導入するべきだったと力説した。もしビデオ判定が導入されていて、バッティングが認められず試合続行して、それでもバラダレスができないと主張した場合には重岡が世界王者になっていた可能性もあったと説明した。

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