“自称天才”阿部がIBFフェザー級挑戦者決定戦 36歳キコ・マルチネスに「引導渡す」

2023年02月13日 21:00

格闘技

“自称天才”阿部がIBFフェザー級挑戦者決定戦 36歳キコ・マルチネスに「引導渡す」
<LIVE BOXING 4会見>会見の出席者(前列左から)寺地拳四朗、那須川天心、与那覇勇気、井上拓真(後列左から)アマゾン・児玉隆志氏、阿部麗也、佐々木尽、小原佳太、帝拳ジム・浜田剛史代表(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 “神童”那須川天心(24=帝拳)がプロデビュー戦に臨む4月8日の東京・有明アリーナではIBF世界フェザー級挑戦者決定戦も行われ、同級2位のキコ・マルチネス(36=スペイン)と同級3位でWBOアジア・パシフィック同級王者の阿部麗也(29=KG大和)が対戦する。
 那須川らと会見に出席したWBOアジア・パシフィック・フェザー級王者の阿部は「海外でやることが有力だろうと、どこでも挑戦権を獲るという話をしていたが、今回、豪華なメンバーで素晴らしい興行で試合ができるのをうれしく思う」と感謝した。“天才”を自称しており「メインが那須川(後に主催者が否定)で、世界戦の2つも入って正直サブカードになっているが、きちっとインパクトある試合をして、阿部さんもいるぞと知ってもらいたい」と抱負を述べた。

 13年6月に20歳でプロデビュー後、日本王座挑戦に2度失敗。昨年5月にフェザー級の日本王座とWBOアジア・パシフィック王座を獲得した。今年3月で30歳となるが、ようやく世界挑戦が見えてきており「一番脂が乗って、一番強い状態で、こういう試合ができるのをうれしく思う」と闘志満々。元2階級制覇王者のマルチネスはスーパーバンタム級時代に長谷川穂積の挑戦を退けており「2度世界を獲っているベテランで、なめてかかれる相手ではないが、36歳で引退の場所を探していると思う。ここで引導を渡して、お疲れさんと言ってやりたい」と強気だった。

 ▼キコ・マルチネス (ビデオメッセージ)再び日本で試合ができることに胸を弾ませています。対戦相手の阿部はセンスがあり、ディフェンスも良い。世界3位なだけあります。私はとても良い状態にあります。ほぼ最高のコンディションです。100%になるのも、あと少しでしょう。勝つのみです。年齢を考えると、もう1敗も許されません。阿部にはベストで来てほしい。世界最強のキコが参上し、再び日本で最高のパフォーマンスを披露します。

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