2月16日に東京・後楽園ホールで予定されていたプロボクシング日本ミニマム級王座決定戦が同級1位・小浦翼(28=E&Jカシアス)の計量失格で中止となり、対戦相手だった同級2位・高田勇仁(24=ライオンズ)と元日本同級王者・石澤開(26=M・T)による2ラウンドの特別スパーリングが実施された。小浦は減量の影響で脱水症状を起こして倒れ、前日計量を欠席していた。
石澤は昨年4月、WBO世界ミニマム級タイトルマッチの前日計量で制限体重を2・3キロ超過して失格。王者・谷口将隆(29=ワタナベ)が勝てば防衛、石澤が勝てば王座は空位となる変則タイトルマッチに11回TKO負けし、日本ボクシングコミッション(JBC)からは6カ月のライセンス停止処分を受けていた。今回は昨年4月と同じ大橋ジム興行でのスパーリングとなった。