武藤敬司 引退試合を終えて「思ったよりも悲しくもない」「やっと終わったかなという感じ」

2023年02月21日 21:05

格闘技

武藤敬司 引退試合を終えて「思ったよりも悲しくもない」「やっと終わったかなという感じ」
最後にプロレスラブポーズで締める武藤(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 【武藤敬司引退大会   武藤敬司ー内藤哲也 ( 2023年2月21日    東京ドーム )】 “天才”は38年4カ月のキャリアの最後は華麗に散った。21日、武藤敬司引退大会「KEIJI MUTO GRAND FINAL PRO―WRESTLING “LAST” LOVE~HOLDOUT~」が東京ドームで開催された。メインイベントで武藤敬司は引退試合で内藤哲也に敗れ、ラストマッチは有終の美で飾れなかった。
 内藤との試合後にマイクを持った武藤は「39年のプロレス人生、最高に幸せでした」とあいさつした。そして「まだ灰になってねぇや!蝶野戦え!」と解説席にいた同期の蝶野正洋にシングルマッチが実現。

 試合は蝶野がグーパンチからシャイニング喧嘩キックからSTFを決めると武藤はギブアップした。蝶野は武藤の耳元で言葉を投げかけた。試合後は両者が笑顔で抱擁した。古館の詩の朗読が終わるとHold Outが流れる中で武藤はリングを降りて、長い花道を自らの足で歩いた。入場ステージに到着すると最後の武藤敬司のリングコールでプロレスLOVEポーズを決めて姿を消した。

 バックステージで松井珠理奈から花束を受け取った武藤。開口一番「おかげさまで自分の足で帰れました。思ったよりも悲しくもないし、ここまでの道のりの方がつらかった。終わってみればやっと終わったかなという感じ」と素直な感想を述べた。

 内藤と戦い終えて「プロレスビジネスが落ちたらアイツのせいだよ」と笑った。

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