史上最多5年連続MVPの尚弥「ネタにされたな」 副賞の能登牛「53・52キロ+30グラム」に苦笑い
2023年02月23日 04:32
格闘技
4階級制覇を狙うスーパーバンタム級のWBC&WBO統一王者スティーブン・フルトン(米国)への挑戦は近日中に発表予定。今は「フルトンの映像しか見ていない」と明かし、「(新たに)気がついたことはあるが、ここで言って向こうの陣営に見られたらヒントになる」と戦略を立てながら情報漏えいを警戒する様子もうかがわせた。
19、22年にも手合わせした元アマ全米王者でプロ10戦全勝のフェザー級選手、ジャフェスリー・ラミド(米国)と、この日から3日連続のスパーリングも開始。「今春に予定されている試合はもうじき発表できる。その試合に向けて、ぬかりなくやっていきたい」と気合を入れた。
≪新鋭賞・武居 VS天心に意欲≫新鋭賞を受賞した東洋太平洋スーパーバンタム級王者の武居は「メンバーが凄くて本当に光栄」と喜んだ。自身と同じキックボクシング出身の那須川天心(帝拳)が4月8日にプロボクシングデビューすることを受け「キックでもどこかで戦えればと思っていた。階級も近いですし、見たいという声も聞くので」と対戦へ意欲。「お互いがもっと上へいった時、良い舞台で戦えたら」と将来的には世界戦で拳を交えることを夢見た。
≪殊勲賞・中谷「励みになる」≫2年ぶり2度目の殊勲賞を受賞した前WBO世界フライ級王者の中谷は「励みになる。また上を目指したい思いでいっぱい」と話した。井岡一翔(志成)がWBO世界スーパーフライ級王座を返上したことにより、同級1位の中谷との指名試合は消滅。「(井岡と)もちろんやりたかった気持ちはあった」と本音を吐露しながらも「スーパーフライ級で王者になるという目標は変わらない」と冷静に2階級制覇を見据えた。
▼寺地拳四朗 技能を褒められるのはうれしい。本当にありがたい賞もらった。スタイルも変えてボクシングの幅を見せられたのかなと思います。(初の技能賞受賞)
▼昼田瑞希 セーラームーンを意識した。自分的には大人な感じにしたつもりだったけどそうでもなかった。(女子最優秀選手賞、派手なピンクのツインテール姿で登場)