前田日明氏の長州力「蹴撃事件」後を藤原喜明が回顧「ちょうどガーンと入って」

2023年02月23日 22:46

格闘技

前田日明氏の長州力「蹴撃事件」後を藤原喜明が回顧「ちょうどガーンと入って」
プロレスラー藤原喜明 Photo By スポニチ
 元格闘家で総合格闘技プロモーターの前田日明氏(64)が23日、YouTube「前田日明チャンネル」を更新。今もリングに上がり続けるプロレスラーの藤原喜明(73)を招いて、プロレス史に残る長州力への「顔面蹴撃事件」を振り返った。
 1987年11月19日、新日本プロレス後楽園ホール大会での6人タッグマッチで事件は起こった。長州が木戸にサソリ固めを決めた瞬間、前田氏が背後から長州の顔面に蹴りを入れ、試合が中断する大混乱になった。試合は何とか成立したが、長州はこの試合で眼窩底骨折で全治1カ月の重傷を負った。

 藤原は「(その瞬間は)見てねえんだ。最後にひょっと見たとき、ちょうどガーンと入って。あんなのしょっちゅうだからな」と振り返った。

 長州も何も言わなかったが欠場することになり、藤原が「何とかなりませんか」とアントニオ猪木氏に減刑を嘆願したが、「無期限出場停止」の処分の後、解雇された。

 そして前田氏は新生UWFを立ち上げることなる。

 藤原や前田氏など第1次UWFの選手が新日本プロレスと業務提携して興行する中で、スタイルの違いから生まれた「事件」だった。

 藤原は当時を振り返り、「何でもできるのがプロ。どんなし合いでもできる。だから基本が大事なんだ」と強さの根本は同じだと強調した。

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