天国の猪木さんへ届け「1、2、3、ダァー!」 藤波辰爾「永遠の師匠であり、不滅のヒーロー」

2023年03月08日 04:55

格闘技

天国の猪木さんへ届け「1、2、3、ダァー!」 藤波辰爾「永遠の師匠であり、不滅のヒーロー」
<アントニオ猪木お別れの会>参列した人たちが次々とリングに献花(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 昨年10月1日に死去した元プロレスラーで参院議員も務めたアントニオ猪木さん(享年79)のお別れ会が7日、東京・両国国技館で行われ、約7000人が「燃える闘魂」に別れを告げた。
 式壇上部には大きな遺影が掲げられ、リングを結ぶ花道は代名詞の赤のマフラーがイメージされ、「闘魂」の金文字が刻まれた。関係者ら4800人が出席した第1部では坂口征二新日本プロレス相談役の開会宣言の後、森喜朗元首相、藤波辰爾らがお別れの言葉を寄せた。愛弟子の藤波は「あなたは私の永遠の師匠であり、不滅のヒーローです。初めて許された休息の時、ゆっくりと安らかにお休みください」と思いを述べ遺族を代表して弟の猪木啓介氏が「アントニオ猪木が最後に残した言葉はありがとう。私もありがとうで締めくくらせていただければと思います」とあいさつ。最後は新日本プロレスのオカダ・カズチカと孫の猪木尚登さんの音頭で「1、2、3、ダァー!」で締めくくった。第2部では一般献花が行われ2200人が参列した。

 ▼古舘伊知郎 猪木さんの頭の中には必ず試合のイメージがある。物語がある。アントニオ猪木という存在は“肉体言語”なんだと。猪木さんに導かれて実況をやらせていただいた。

 ▼オカダ・カズチカ(音頭を取った「1、2、3、ダァー!」の掛け声は)終わらせられない、風化させられないもの。猪木さんも“オカダも様になってきたんじゃないか”と言っているかなと思います。

 《長女・寛子さん父の偉大さ語る》猪木さんの長女・寛子さん(48)は、子供の頃の思い出を語り、父をしのんだ。「家庭を犠牲にしていたけど、それが彼の良さ。(自分が)大人になってから分かった」。試合などで家にいないことが多く寂しい思いもしていたが、のちにその偉大さを理解した。また、寛子さんの次男・尚登さんは幼い頃から猪木さんの試合の映像をよく見ていたという。現在はレスリングに取り組んでおり、将来はプロレスラーを志す考えもあるそうだ。

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