日本ボクシング連盟が公益法人化を報告 内田会長「早く達成できた」

2023年03月08日 17:41

格闘技

 国内アマチュアを統括する日本ボクシング連盟は8日、都内で会見し、3日付で内閣府から公益社団法人として認定を受けたことを報告した。今後は税制上の優遇措置などを受けられる。
 同連盟は山根明前会長の体制下で日本スポーツ振興センターの助成金の不正流用が発覚するなど運営が問題視され、18年に日本オリンピック委員会(JOC)から強化交付金支給を停止されたほか、ガバナンス(組織統治)の適正化など改善勧告も受けた。同年9月に内田貞信会長の体制がスタートして以来、公益化を公約の1つに掲げて運営の正常化や定款の改定など組織改革に取り組み、20年11月に公益法人化を申請。内田会長は「3年かかったが、私の中では早かったと思っている。凄く短く達成できた」と振り返り、今後について「選手や父兄、指導者らがそれぞれ夢を持てる団体をつくっていく」と話した。

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