那須川天心が4・1後楽園で公開スパー 新生「ダイナミックグローブ」のハーフタイムイベント

2023年03月23日 16:09

格闘技

那須川天心が4・1後楽園で公開スパー 新生「ダイナミックグローブ」のハーフタイムイベント
<WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE会見>フォトセッションでポーズを決める(左から)U―NEXT・堤社長、帝拳ジム・浜田会長、山中慎介氏(撮影・木村 揚輔)  Photo By スポニチ
 4月8日に東京・有明アリーナでプロボクシングデビュー戦に臨む那須川天心(24=帝拳)が、4月1日に後楽園ホールで一般公開スパーリングを行うことが23日、発表された。4月から動画配信サービスのU―NEXTが独占ライブ配信する帝拳ジム興行「WHO’S NEXT DYNAMIC GLOVE on U―NEXT」の第1弾で、「ハーフタイムスペシャルイベント」として実施。ファンの前で“ボクサー那須川天心”を初披露する。スパーリング相手などは未定だが、観客へのあいさつも予定しているという。
 帝拳ジムの本田明彦会長は「第1回なので花を添えるため」と話し、公開スパーの中継が那須川のデビュー戦を独占ライブ配信するプライムビデオと別の配信サービスになることについては「テレビと違い、配信は全く問題ない」と説明。NTTドコモやABEMAも含め、現在のボクシング中継の主流である配信業界ならではの実現となった。

 「WHO’S~」は毎月第1土曜日に開催する興行をライブ配信し、東日本は横浜光ジムの石井一太郎会長、関西地区は真正ジムの山下正人会長が、帝拳ジムと共同で興行をプロモート。帝拳ジムの浜田剛史代表は「村田諒太、井上尚弥のスーパースターに続くスター候補生を一緒に育てていきたい」と期待を込め、コロナ下でスポーツ配信を強化してきたというU―NEXTの堤天心社長は「世界の頂点に立つ選手が後楽園ホールから生まれていく物語に立ち会わせていただけるのは、1ファンとしてもうれしい」と話した。将来的には世界戦の中継も見据えており、堤社長も「チャンスがあれば積極的に検討していきたい」と前向きだった。

 4月1日のカードは以下のとおり。後楽園ホールでは、観客がスマートフォンでQRコードを読み込めば実況と解説を聞くことが可能な「場内音声配信」を無料で実施する。

 ▽日本フライ級王座決定戦
 同級1位・山内涼太(角海老宝石)―同級7位・永田丈晶(協栄)

 ▽60キロ契約10回戦
 尾川堅一(帝拳)―クライ・セッタポン(タイ)

 ▽ライトフライ級10回戦
 岩田翔吉(帝拳)―ジェローム・パロロ(フィリピン)

 ▽53キロ契約8回戦
 矢代博斗(帝拳)―ナッタポン・ジャンケーウ(タイ)

 ▽スーパーフェザー級8回戦
 斎藤麗王(帝拳)―デチャデイン・ソーンシリスッパティン(タイ)

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