同日世界王座獲得重岡兄弟の父・功生さん「小さい頃の時間を奪ってしまったことが報われた」
2023年04月17日 04:30
格闘技
優大が中1、銀次朗が小5の時に、階級別のボクシングへの転向を決意した。競技経験がなかった功生さんは自宅近くのボクシングジムの練習を参考にしながら我流で指導。ほぼ毎日、自宅の車庫でサンドバッグを叩かせ、亀田3兄弟が当時行っていた練習も導入。友達が遊んでいる公園の横で坂道ダッシュをさせたこともあった。
親子の悲願が成就し、功生さんは「小さい頃の時間を奪ってしまったことが報われてよかった」と安堵(あんど)し「信じられない気分。いい親孝行してもらいました」と息子たちを誇らしげに見つめていた。