アントニオ猪木さんの元付き人が明かした「トイレ放水事件」 個室に入った後に悲劇が…

2023年06月18日 13:24

格闘技

アントニオ猪木さんの元付き人が明かした「トイレ放水事件」 個室に入った後に悲劇が…
アントニオ猪木さん Photo By スポニチ
 新日本、UWFなどで活躍した元プロレスラーの山崎一夫氏(60)が18日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。昨年10月に亡くなったアントニオ猪木さん(享年79)の意外な素顔について語った。
 山崎氏は1981年(昭56)に新日本プロレスへ入門。有望な若手選手として活躍する一方で、猪木さんや初代タイガーマスク(佐山聡氏)の付き人などを務めた。

 現役時代は闘う男の象徴としてリングに君臨した「燃える闘魂も、「猪木さんといえば、イタズラ(好きで有名だった)」と同氏は別の一面を明かした。試合前にタイガーマスクのリングシューズの紐をすべて固結びにしたり、キラー・カーンのコスチュームの蒙古帽をみかんで全部隠して、慌てる様子を近くで見て楽しんでいたという。

 その猪木さんが「被害者」となったエピソードが「トイレ放水事件」だ。起きたのは山崎氏が入門する前の試合会場。観客がまだ入っていない体育館で練習した後、選手は控室へ。猪木さんだけが控室から遠い、観客用のトイレに入り、個室のドアを閉めた。そこに偶然、当時若手の前田日明もやって来た。個室に入っているのを同じく若い選手と思い込んだ前田は、トイレの上から水をかける「暴挙」。さらに同期のジョージ高野もけしかけられ、ホースの水を個室の中にまき散らした。

 普通なら個室から悲鳴が起きたり、「やめろ」とか声がするはずなのに、沈黙のまま。不穏な空気を感じた2人は、控室に戻って、そこにいるメンバーをチェック。青ざめ始めた時、控室のドアが開いて、びしょ濡れの猪木さんが「バカヤロー」と怒鳴ったという。

 「あそこから猪木さんの(決め台詞)バカヤローが始まったんじゃないかっていう」と山崎氏は冗談を交えて、故人を懐かしんでいた。

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