22年度アマチュアボクシング年間表彰 敢闘賞・坪井智也 パリ五輪で金意欲 男子最優秀選手賞は坂井優太

2023年06月18日 21:40

格闘技

22年度アマチュアボクシング年間表彰 敢闘賞・坪井智也 パリ五輪で金意欲 男子最優秀選手賞は坂井優太
敢闘賞を受賞した坪井(左) Photo By スポニチ
 21年アマチュアボクシング世界選手権で日本人初の金メダルを獲得した坪井智也(27=自衛隊)が18日、来年のパリ五輪での金メダル獲得に意欲を示した。
 この日、都内で行われた22年度年間表彰式に出席。敢闘賞を受賞した堤は「昨年(の優秀選手賞)に続き、今年もこのような賞をいただけて感謝したい。自分としてはパリに向けて頑張っていきたい」と決意を新たにした。

 51キロ級で出場した5月の世界選手権(タシケント)では、準々決勝で五輪金メダルの実績があるハッサンボーイ・ドゥスマトフ(ウズベキスタン)に3―4の判定負け。それでも「トップレベルの相手に戦略通りに戦えた」と、同大会優勝者と互角に渡り合うことで収穫を口にする。

 21年の世界選手権の金メダル獲得で「目標の1つを達成して、だいぶ気が楽になった。今はボクシングを楽しめている」と自信をのぞかせる。五輪大陸予選を兼ねた杭州アジア大会(9月、中国)の日本代表にも内定しており「世界選手権の経験で、五輪で金を獲れるという確信に変わった。後は基礎的な部分を見直していきたい」と力を込めた。

 年間表彰で男子最優秀選手賞に輝いた世界ユース選手権バンタム級王者の坂井優太(兵庫・西宮香風高)は「坪井選手のような凄い選手がいる中で、自分が選ばれびっくりしている。日本でも海外でも全て優勝することができて良かった」と笑顔を見せた。

 今後はパリ五輪出場を目標としながら、28年のロサンゼルス五輪出場やプロ転向も視野に入れ、「村田(諒太)さんのような流れが理想」と明かした。

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