井岡 “リスク上等”昨年大みそかのフランコとの再戦!「理想はKO。明確に勝ちに行きたい」
2023年06月18日 04:20
格闘技
「明確に勝てるようにするのが一番。理想はKO。明確に勝ちに行きたい」
前回対戦後、WBOから同級1位だった中谷潤人(25=M・T)との対戦指令を出されたが、「お互いが望むのであれば試合で決着をつけたいと思っていた」と2月にWBO王座を返上してまでフランコとの再戦を希望した。完全決着をつけるためにこだわったダイレクトリマッチだけに、危険を冒してでも倒しにいく覚悟だ。対するフランコは「ベルトを返上してまで私と戦ってくれることに大きな意味がある。ハングリーさを感じる」と警戒した。
再戦はこれまでにファン・カルロス・レベコ(アルゼンチン)、ドニー・ニエテス(フィリピン)との2試合を経験。いずれも井岡が初戦より圧倒する勝利で、再戦では無類の強さを発揮してきた。「やることはやった。後はリングの上で生きざまを見てもらいたい」。自信を裏付ける強気な発言にこの一戦への思いが込められていた。
▽22年12月31日の井岡VSフランコVTR 東京・大田区総合体育館で行われたWBO&WBA世界スーパーフライ級王座統一戦で対戦。前に出て手数を出すフランコに対し、ブロックの上を打たせてカウンターを狙うという展開に終始。採点は115―113と1人がフランコを支持し、残る2人は114―114。1人が一方を支持しても、残り2人の審判が引き分けと裁定した場合の「マジョリティードロー」により引き分けで両者防衛となった。