【フルトンと一問一答】敗戦も紳士的対応に終始「悪い気分になっていない」 井上尚弥の力に脱帽

2023年07月25日 23:30

格闘技

【フルトンと一問一答】敗戦も紳士的対応に終始「悪い気分になっていない」 井上尚弥の力に脱帽
<WBC・WBO世界スーパーバンタム級TM>井上尚弥(左)にパンチを繰り出すフルトン(AP) Photo By AP
 前4団体統一世界バンタム級王者の井上尚弥(30=大橋)がWBC&WBO世界スーパーバンタム級統一王者スティーブン・フルトン(29=米国)を8回TKOで下し、2団体新王者となった。以下はフルトンの一問一答。
 ――試合を終えての感想は?

「残念ながら、負けはしましたけれども、悪い気分になってはいません」

 ――井上と実際に対戦してみての感想は?

「素晴らしい選手だと思います。強い選手だったと思います。彼は勝つべき日だったのかもしれません。だからこそ、彼はきょう勝利を挙げたのでしょう」
 
 ――悪い気分になってないのはなぜ?

 「自分がそこまで悪い気分にはなっていないというのは、自分自身が相手のテリトリーに来て、試合をしていた、そこで勝っても負けても、自分自身、心の中ではチャンピオンでい続けると思っているからです。彼を征服することはできず、今回、試合も勝利を挙げることはできなかったんですけれども、私も成人した大人なので、たくさんの人がいる方で、頭を抱えてがっかりする姿を見せることはありません。もちろん、がっかりはしています。でも、気分はそこまで悪くないということです」

 ――勝敗を分けたポイントは?

 「彼がここまで過ごしてきた時間がより良かったのかもしれません。そして、試合中に当たったボディへのジャブ、 自分の目には入ってきませんでした。なので、見えなかったというところもありますし、パワーというよりも本当にタイミングだったと思います」

 ――井上について驚いたのは、スピード?パワー、ディフェンス力?

 「自分自身も、(井上が)どういう動きをしてるか、前もって考えてきてたわけではないんですけれども、もちろん彼は強かったですけれども、サプライズだったというところではありません」

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