WBA世界バンタム級王者・井上拓真 兄・尚弥に続く4団体統一へ 11・15防衛戦

2023年09月15日 14:00

格闘技

WBA世界バンタム級王者・井上拓真 兄・尚弥に続く4団体統一へ 11・15防衛戦
井上拓真 Photo By スポニチ
 プライム・ビデオは15日、WBC&WBO世界スーパーバンタム級王者・井上尚弥(30=大橋)の弟でWBA世界バンタム級王者の井上拓真(27=同)が11月15日に東京・両国国技館で防衛戦に臨むことを発表した。
 「Prime Video Presents Live Boxing 6」と銘打たれた興行のメインで、WBA世界バンタム級タイトルマッチでジェルウィン・アンカハス(31=フィリピン)と対戦。WBA世界フライ級タイトルマッチでアルテム・ダラキアン(36=ウクライナ)に挑戦するユーリ阿久井政悟(28=倉敷守安)とのダブル世界戦となる。

 元WBC世界バンタム級暫定王者の拓真は今年4月WBA世界同級王座決定戦でリボリオ・ソリス(41=ベネズエラ)に3―0判定で勝利し、世界王座復帰を果たした。「兄に続いて今度は僕がバンタム級の4団体王座統一を狙う」と兄・尚弥が返上して空位になった4本のベルトを集めることを掲げる拓真にとって、今回のアンカハス戦が目標に向けた第一関門となる。

 対するアンカハスは「プリティボーイ」のニックネームで知られ、14年のプロキャリアを持つサウスポーで16年から22年にかけてIBF世界スーパーフライ級王座を9度防衛。12度の世界戦(9勝6KO2敗1分け)を含む戦績は39戦34勝(23KO)3敗2分け。昨年12月にバンタム級転向を表明し、今年6月の試合では5回TKO勝ちを収めている。

 一方で22戦全勝(15KO)のダラキアンに挑むWBA世界フライ級1位・阿久井は世界初挑戦。元WBC世界フライ級王者・勇利アルバチャコフに顔が似ているとの理由でリングネームをつけ、15年に全日本ライトフライ級新人王、19年には日本フライ級王者となり、3度の防衛に成功するなど19年4月以降は6連勝と勢いに乗っている。

 興行はプライム・ビデオが独占ライブ配信する。

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