【ボクシング全日本】秋山佑汰パリ五輪出場の可能性消滅 RSC負けで準決勝敗退 「考える時間がほしい」

2023年11月25日 18:23

格闘技

【ボクシング全日本】秋山佑汰パリ五輪出場の可能性消滅 RSC負けで準決勝敗退 「考える時間がほしい」
RSC負けしぼう然とする秋山(左) Photo By スポニチ
 【ボクシング全日本選手権第5日 ( 2023年11月25日    東京・墨田区総合体育館 )】 杭州アジア大会63・5キロ級代表の秋山佑汰(自衛隊)がライトウエルター級準決勝で西山潮音(駒大)に2回49秒でRSC負けし、来年のパリ五輪出場の可能性が消滅した。
 1回は右のジャブからリズムある攻めを見せるも、2回開始直後に19年と、22年にライト級で全日本を制した西山の左ストレートを浴びてダウン。レフェリーが試合続行不可能と判断し試合を止めた。試合後、秋山は「調子は悪くなかったが今はパニック。あまり覚えていないし、記憶が曖昧です」と話し「気合いを入れ過ぎちゃったかな。僕の経験、用心深さが足りなかった」と振り返った。

 来年のパリ五輪世界予選の代表選考会を兼ねた今大会で敗戦したことでパリ五輪出場の可能性が消滅。今後について問われると「まだ実感がわかないのですが、まあ(ここまで)頑張ったのかな」と言葉を詰まらせながら引退の可能性も示唆。

 「悔しさは当然あるが、(先のことは)今は考えられない。まだ100%やめると決めたわけではないので考える時間がほしい」と言葉を絞り出した。

おすすめテーマ

2023年11月25日のニュース

特集

【楽天】オススメアイテム