【ボクシング全日本】東京五輪代表・森脇唯人が同級連覇へ王手 弟分・荒本は敗戦「決勝で戦いたかった」

2023年11月25日 19:57

格闘技

【ボクシング全日本】東京五輪代表・森脇唯人が同級連覇へ王手 弟分・荒本は敗戦「決勝で戦いたかった」
決勝進出を果たした森脇 Photo By スポニチ
 【ボクシング全日本選手権第5日 ( 2023年11月25日    東京・墨田区総合体育館 )】 東京五輪ミドル級代表の森脇唯人(自衛隊)がライトヘビー級準決勝で佐々木厳(中大)を2回2分39秒RSCで下し、26日の決勝へ進出した。
 立ち上がりから長いリーチを生かした左ジャブで圧倒し、2回には2度のダウンを奪って完勝。自己採点は厳しめだったが「少し不細工なボクシングになってしまったが、勝つことが大事なので。自分のやりたいこともできたのでそこは良かった」と振り返った。

 「近い距離でのボディーワーク」をテーマに戦った。距離を取るボクシングを理想とするが「この階級では距離を取っているだけでは難しい。世界のトップの選手は近い距離での攻防のうまさがある」と豊富な国際大会の出場経験を糧にさらなる成長につなげる。

 前日にはライトヘビー級の杭州アジア大会代表の荒本一成(奈良県連盟)が初戦で判定負け。プライベートから仲が良い“弟分”の敗戦には「あいつとは決勝で戦いたかった」と率直な感想も。後輩を思いやり、前夜はともに食事をしたことも明かした森脇。そんな弟分の思いも背負って26日の決勝に挑む。

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