【ONE】武尊　世界王者スーパーレックとフェースオフ！世界タイトル挑戦「世界最強を証明したい」

2024年01月11日 18:55

格闘技

【ONE】武尊　世界王者スーパーレックとフェースオフ！世界タイトル挑戦「世界最強を証明したい」 — 王者スーパーレックとフェースオフした武尊（右/撮影・酒井卓也） Photo By スポニチ

【ONEフライ級キックボクシングタイトルマッチ王者　スーパーレック・キアトモー9ー挑戦者　武尊（ 2024年1月28日東京・有明アリーナ）】アジア史上最大の格闘技団体「ONE Championship」（ONE）が11日、都内で記者会見を行い、今月28日に開催される「ONE165」（東京・有明アリーナ）でK－1元3階級制覇王者でISKA世界ライト級王者・武尊（31＝team VASILEUS）の対戦カードが、現ONEフライ級キックボクシング王者のスーパーレック・キアトモー9（タイ）と3分5ラウンドのONEフライ級キックボクシング世界タイトルマッチに変更になったことを改めて発表した。

　今回の記者会見にはチャトリ・シットヨートンCEO、武尊、スーパーレックが出席した。ロッタン戦が消滅して「悔しい気持ちはありましたけど…」と心境を吐露しながらも「スーパーレック選手と世界タイトルマッチということで、これ以上ない相手を用意してもらったので、断る理由はなかったです」と今回のオファーを受けた理由を語った。

　そして「一戦一戦が最後のつもりで追い込みをやって練習をやってきている。ここで格闘技人生が終わったとしても、試合後にこのベルトを巻けると思っているので、全力で戦いたいと思います。今はONEが世界最高の団体だと思うので、そこの王者を倒して僕が世界最強であることを証明したいと思います」とタイトルマッチへ意気込んだ。

　武尊は今年6月にフランス・パリで1年ぶりに復帰。ベイリー・サグデンとのISKA世界ライト級王座決定戦をKO勝利で制して新王者に輝いた。試合後には「すぐにでもロッタン選手と戦いたいです。今はロッタン選手しか見てないですし、これからの格闘技生活は自分に正直に生きたいと思っています。自分が戦いたい選手とそれを実現するためにやっていこうと思っています」とONEフライ級ムエタイ王者・ロッタン・ジットムアンノン（タイ）との対戦を熱望。昨年11月にはロッタン戦が正式決定した。しかしロッタンが練習中に左手を負傷して欠場となった。

　ロッタンの代役は現役世界王者のスーパーレック。昨年9月にはロッタンと対戦している。本来、この試合はONEフライ級ムエタイタイトルマッチの予定だったが、前日計量でスーパーレックの2・3キロ超過によってキャッチウエイトのスーパーファイトに変更となった。試合は2Rにスーパーレックが膝蹴りからのタテ肘でダウンを奪って判定勝利を収めている。

　デビュー戦でいきなり強豪選手とのタイトルマッチで、ONE世界王座奪取を狙う。